ついにインド海軍の空母艦載機が「ロシア製」じゃなくなる! 後継機に選ばれたのは西側戦闘機!?

機番まで確認できる。

ロシア製艦載機を完全に置き換え

 インド国防省は2025年3月12日、インド海軍の艦載機を更新するため、フランスのダッソーから「ラファール」戦闘機26機を購入する契約を締結したと発表しました。

「ラファール」は、インド海軍の空母「ヴィクラント」と「ヴィクラマーディティヤ」に搭載されているMiG-29K、MiG-29KUBを更新します。

 同国防衛省関係者によると、購入機体は艦上機タイプの「ラファールM」22機、複座式で練習機用の「ラファールB」4機となるようです。購入金額は約76億ドル。

 インド海軍は数年前から、老朽化したMiG-29KとMiG-29KUBを1種に統合するために新機体を探していました。同軍が現在運用しているMiG-29シリーズと同じロシア製の艦上機としては、ほかにSu-33がありますが、Su-33はそもそも電子機器などが旧式だったため、MiG-29Kに採用で負けた経緯があります。

 そのため、フランス海軍の「ラファールM」と、アメリカ海軍で使われているF/A-18E/F「スーパーホーネット」が候補に挙がり、最終的に「ラファールM」が選ばれました。

 なお、フランス海軍の空母「シャルル・ド・ゴール」に搭載されている「ラファールM」はカタパルトを利用して発艦していますが、インド海軍の「ヴィクラマーディティヤ」と「ヴィクラント」はカタパルトを持たない、いわゆるスキージャンプ式の空母であるため、運用方法はかなり変わることが予想されます。

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