西武新宿線の特急が消滅!? 「ライナー型車両」で置き換えへ! 運行形態も大変化

停車駅も変えるそうです。

特急「小江戸」のサービスを刷新へ

 西武鉄道は2025年3月14日、鉄道旅客運賃の改定を申請したと発表。その中で、新宿線で運行されている特急「小江戸」について、「ライナー型車両」に置き換えた上で、停車駅など運行形態を変更してサービスの刷新を図る方針を明らかにしました。

 現在、池袋線の特急は2019年に登場した001系「ラビュー」で統一されていますが、新宿線の特急は全て1993年に登場した10000系「ニューレッドアロー」で運行されています。これにより池袋線と新宿線で特急車両の車内設備に格差が生まれているばかりか、10000系は、101系などの古い車両の走行機器を流用して製造されており、老朽化が進んでいます。

 また、新宿線の特急は、池袋線の特急よりも通勤客の割合が高い特徴があるといいます。以前から新宿線における有料着席サービスを刷新する方針は明らかにされていましたが、今回初めて特急「小江戸」の後継が「ライナー型車両」となることが明記されました。

 西武鉄道によると、特急「小江戸」の後継となる「ライナー型車両」は、「一般列車にも充当可能な車両とする方向で検討している」(広報部)とのこと。「拝島ライナー」などと同じ40000系とするかは未定で、現在検討中としています。

 新たな車両は2026年度中の運行開始が予定されています。新宿線の特急は、これまでの枠にとらわれない新しい形に生まれ変わることになります。

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