タイシニアツアーで倉本昌弘先生が即席レッスン会!「肩と下半身の向きは揃えて振るんだ」 宮瀬博文も納得

25日、タイのレガシーゴルフクラブ(バンコク)にて、タイシニアPGAツアーの開幕戦「サンワード・シニア・チャンピオンシップ セキワカップ2025」のプロアマ戦が開催。永久シード保持者の倉本昌弘が、ツアー通算7勝を誇る宮瀬博文を即席でレッスンするシーンが見られた。
この大会は、レッスンプロでありタイシニアPGAの会長・中村映禅が、様々な企業やプロに声をかけて、開催が実現されたトーナメント。サンワード証券がメインスポンサーを務め、2回目を迎える大会だ。倉本先生の思わぬレッスン会が行われ、たくさんのアマチュアも聞き入る深いレッスン会となった。

倉本が指摘したのは、以下の内容だ。「ヒロ(宮瀬博文)は、右肩が前に出ているから、肩の方向とクラブを振る方向がそろわないよ。もう少し右肩を引いて構えられれば、クラブがしなっていく方向へ振っていけるよ」(倉本)。

宮瀬が、倉本先生のレッスンの感想を振り返ってくれた。

「僕は右肩が前に出て逆にダウンスイングに入って、あおって打ってしまう癖があったのです。それだと右にプッシュが出る。クラブを振っていくべき目標へ、肩のラインも合わせていかないと、パワーも使えないんです。ボールを打つ方向にクラブがしなっていかないといけないんです」(宮瀬)。

プロアマが行われた今回は、宮瀬は倉本に指摘された点を注意してスイングしていたという。

「今のはできたかなと、今のはダメだったなというのは両方出ましたが、イイ感じにできたと思います。下からあおってしまうので、それを修正したいですね。倉本プロは、本当に目標とクラブの振る方向がそろっているから、スゴイ。僕もやりたいですね」。

ちなみに、大会は2月26日から28日まで、3日間で開催。2日間の予選ラウンドが行われれ、上位60名が決勝ラウンドに進めるが、もちろんタイの強豪選手も参加する。

「(タイ人選手の)プラヤド・マークセンプロ、サマヌーン・スリロットプロらは強いです。マークセンプロはレギュラーツアーでもできそうなくらい。僕も上位で戦えるようにまずは二桁アンダーを出せるようにがんばりたいです」(宮瀬)。あすから熱戦の幕が開ける。(文・加藤雄一郎)

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