「独自設計のステルス戦闘機」“実物大”でいよいよ公開! 2028年の初飛行目指す インド

5.5世代型の戦闘機になる予定。

「メイク・イン・インディア」でも目玉の機体

 インド国防省は2025年2月11日、先進中型戦闘機(AMCA:Advanced Medium Combat Aircraft)の実物大模型を「エアロ・インディア2025」の会場で展示したと発表しました。

 AMCAは、現在運用されているF-22やF-35のような第5世代戦闘機と、現在世界各国で開発が進められている第6世代機の中間となる第5.5世代戦闘機です。インド初のステルス機で、開発はヒンドスタン航空機(HAL)が手掛けます。

 この機体は自国で製品の開発、製造、組み立てを行う企業を創設・奨励する「メイク・イン・インディア」の一環として開発されるため、国産部品を中心に機体が構成され、エンジンも外国企業との合弁事業として開発されます。

 初飛行は2028年を予定しており、配備後はミラージュ2000、ラファール、MiG-23とMiG-27など多数の外国製戦闘機を置き換えることになります。

 現状ステルス機である第5世代機を開発し、生産しているのはアメリカ、ロシア、中国の3か国のみですが、インドはこれらの国と同じく独自設計の機体を開発することで、防空における自立を目指します。

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