1得点3アシストの“至宝”ヴィルツに相手FWも脱帽「何度も驚かされた」「目の保養になる」

 レヴァークーゼンのドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツに対し、対戦相手からも絶賛の声が上がっている。21日、ドイツ誌『kicker』が伝えた。

 レヴァークーゼンは21日のブンデスリーガ第15節で、日本代表MF堂安律を擁するフライブルクと対戦。ヴィルツは前半にPKを失敗する場面もあったが、その後にチェコ代表FWパトリック・シックの3得点をお膳立てすると、自らもゴールネットを揺らし、5-1の大勝に貢献した。

 同試合でヴィルツからの3アシスト含む4ゴールを挙げたシックは、「彼は完璧なアシストを何本もくれた。信じられないよ。ストライカーとして、彼のような選手が後ろにいてくれるなんて夢のようだ」とヴィルツに感謝。

 また、対戦相手のフライブルクに所属するオーストリア代表FWミハエル・グレゴリチュも、「彼がいて、レヴァークーゼン、そしてドイツ全体は恵まれている。(試合を通じて)何度も驚かされたよ」と、ヴィルツに惜しみない賛辞を送った。

「多くの場面で多くの解決策を持っている。プレッシャーのかかる状況でも、どうにか解決策を見つけている。彼が望むことをやって、それがうまくいく。この2年半、彼が悪い試合をしているところを見たことがないような気がするよ」

 フライブルクの敗戦は「とても、とても残念なことだ」と言葉を続けたグレゴリチュだが、「(ヴィルツは)信じられない選手だ。彼には、できるだけ長く健康でいてほしいね。目の保養になる選手だ。認めざるを得ないよ」と、一人のサッカーファンとしてヴィルツのプレーに魅了されたことを明かした。

 さらにレヴァークーゼンのスイス代表MFグラニト・ジャカも、21歳の“至宝”の堂々たるプレーぶりを称えている。

「彼のことを毎日見ているから驚きはない。彼の年齢で、3日おきに毎試合、あのレベルでプレーするなんて、多くの敬意を集めるにふさわしい。彼と一緒にプレーできて、僕たちは本当に幸運だ。彼は遠い将来のことを考えず、日々の鍛錬に取り組み、ただ純粋にサッカーを楽しんでいる」

【ハイライト】レヴァークーゼン 5-1 フライブルク

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