福島-宮城の“バイパス”本復旧にメド 国道349号「丸森の別ルート」開通見込み立つ 台風被害から5年 難所をトンネルで迂回

2019年の台風で被災しました。

阿武隈川沿いの「国道349号の別線」開通メド

 国土交通省 宮城南部復興事務所と宮城県・福島県は2024年11月22日、国道349号で整備中の「丸森地区の別ルート」について、2025年度に開通すると発表しました。

 国道349号は阿武隈川沿いに福島・宮城県境を越えるルートで、並行する鉄道の阿武隈急行が東北本線のバイパス路線であるように、山側の国道4号の迂回路にもなります。沿線には福島県伊達市や宮城県丸森町、角田市といった都市も抱えています。 このうち、県境を含む阿武隈川沿いの区間は、2019年東日本台風(台風19号)で大きな被害を受けました。現道の復旧は2021年に完了していますが、急カーブかつ狭隘な道が続き、異常時通行規制区間が有するといった課題の大きい区間について、抜本的に課題を解決すべく山側にトンネルを主体とする6kmの別線を整備しています。 別ルートに設けられる3本のトンネルは、11月19日までに全て貫通。そこからまもなくのタイミングで開通見込みの発表となりました。

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