日本の「ペダル踏み間違い防止技術」世界のスタンダードに! 事故抑制のため国際論議を主導

高齢ドライバーの事故などを抑制。

国連の自動車基準調和世界フォーラムで認められる

 国土交通省は2024年11月19日、日本発の安全技術である「ペダル踏み間違い時加速抑制装置」が国連基準化され、今後の世界スタンダードとして認められたと発表しました。11月12日から15日にスイス・ジュネーブで開かれた「国連の自動車基準調和世界フォーラム(WP.29)」で認められました。

「ペダル踏み間違い時加速抑制装置」は、高齢ドライバーなどによるアクセルとブレーキの踏み間違いによる事故を減らすため、踏み間違いや前方の障害物を検知し、衝突を防止する装置です。 日本は、2022年に装置に関する国連基準の策定を提案して以降、国際議論を主導してきました。なお、装置の主な基準は以下のとおりです。●急発進抑制に関する要件 障害物の手前1.0m及び1.5mに停止状態でアクセルをフルストロークまで踏み込んだ場合に、次のいずれかであること。・障害物に衝突しないこと・障害物との衝突時の速度が8km/hを超えず、障害物が無い状態に比べて30%以上速度が低下していること●ドライバーへの警報に関する要件・視覚警報が必須 等●機能の解除条件に関する要件・解除中のドライバーへの表示・機能の復帰条件 等 対象車両は、乗車定員9人以下のAT乗用車です。

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