笹生優花がホステス大会に凱旋出場 メジャーチャンピオンが“競演”「楽しんでいっぱい思い出を」

<スタンレーレディスホンダ 事前情報◇3日◇東名カントリークラブ(静岡県)◇6610ヤード・パー72>

6月の「全米女子オープン」で大会2勝目を果たした笹生優花が、日本ツアーに今季初出場する。スポンサー契約を結ぶ『HONDA』が冠を務めるホステス大会。「1年に1、2回しか日本の試合に出られないので、すごく楽しみにしています」と意気込んだ。

先週の米国女子ツアー「ウォルマートNWアーカンソー選手権」では予選落ちに終わり、火曜日に帰国した。水曜日からコースに入り、その日は宮里美香と9ホールをプレー。この日のプロアマでは18ホールをラウンドした。アップダウンが激しいコースに「疲れないことが一番(笑)」と冗談めかしつつ、「距離感が大事になるのでそこをしっかりやっていきたい」と念入りに調整している。

米ツアーを主戦場としており、日本でプレーできる機会は限られている。そのなかで“全米V2”というタイトルを引っ提げての凱旋出場。「メジャーに勝っていなくても日本でプレーするのは楽しみ。本当はもうちょっと出たいですけど、なかなかスケジュールが合わなくて」と本音ももらす。

今週のフィールドには7月の「アムンディ・エビアン選手権」でメジャー初制覇を果たした古江彩佳もおり、同一年のメジャーチャンピオンが日本で“競演”する。「スケジューリングを組むのが大変だけれど、たまたまスケジュールが合って、一緒に試合に出られるのはいい思い出になる。自分たちだけでなく試合の思い出にもなると思うので、楽しんでいっぱい思い出をつくりたい」と話し、古江も「気負わずにお互いやれれば」と笑顔を見せる。豪華なツーショットも撮影され、士気は高まっている。

笹生は初日、小祝さくらと安田祐香との組み合わせ。小祝は全米優勝のときに最終日を2サムでプレーした。この“ゲン担ぎ”のようなグループには「ありがたいですね。あしたお礼を言っておきます(笑)。楽しみです」とニンマリ。“今季2勝目”にも期待せずにはいられない。

このあとは米国女子ツアーもアジアを転戦し、一気に最終戦まで突き進む。「(アジアの芝に)できるだけ早く慣れないといけない。あしたから試合が始まっちゃうけれど頑張らないといけないなと思いますね」とここはポイントのひとつ。大好きなコンビニの“たまごサンドイッチ”も堪能。メジャーチャンピオンの力を存分に発揮したい。(文・笠井あかり)

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