「元西武車」京都鉄道博物館にまさかの登場! 初の甲種輸送で“現役2両”を特別展示

京都鉄道博物館で、近江鉄道100形電車が特別展示されます。

近江鉄道100形を特別展示

 京都鉄道博物館などは2024年9月26日、近江鉄道100形電車を同館で特別展示すると発表しました。博物館開業後、甲種輸送による車両の特別展示は初といいます。

 甲種輸送とは、鉄道車両を、JR貨物などの機関車の牽引で貨物列車扱いで輸送することです。同館はJR西日本の営業路線とつながった引込線を活用し、現役の鉄道車両を展示しています。 今回登場する100形は、西武鉄道から譲渡された101系電車を改造した車両です。2013年から2018年にかけて計10両が導入されました。外装は西武時代の黄色から一転して、琵琶湖をイメージした水色(オリエントブルー)に変更されています。 今回、博物館に特別展示されるのは、1979年に西武が製造し、2014年に近江鉄道に導入されたモハ102号車+モハ1102号車です。展示期間は、10月29日(火)から11月25日(月)までです。 初日の10月29日には、近江鉄道やJR西日本、京都鉄道博物館の関係者、公式キャラクターら立ち会いのもと入線セレモニーを開催。さらにその後、甲種輸送に必要な機材を積んだ状態で車内が公開されます。

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