バイエルンやレアル、マンC、アーセナルが動向注視?…来夏にヴィルツ争奪戦が勃発か

 レヴァークーゼンに所属するドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツに対し、欧州各国の強豪クラブが関心を寄せているようだ。26日、ドイツメディア『シュポルト・ビルト』が伝えている。

 2003年5月3日生まれで現在21歳のヴィルツは2020年1月にレヴァークーゼンの下部組織へ加入し、同年5月にトップチームデビューを飾った。徐々に出番を増やしていくと、近年は攻撃の主軸に定着し、ここまで公式戦通算159試合の出場で47ゴール51アシストを記録。背番号「10」を託され臨んだ昨シーズンは、公式戦49試合の出場で18ゴール20アシストをマークするなど躍動し、ブンデスリーガ史上初の無敗優勝に大きく貢献した。

 今夏にはバイエルンからの関心も報じられたヴィルツだが、最終的に移籍は実現せず、現行契約を2027年夏まで残すレヴァークーゼンに残留することに。しかし、依然として欧州各国の強豪クラブがその動向を注視しており、来夏の移籍市場で大規模な争奪戦が勃発する可能性が浮上しているようだ。

 報道によると、以前から関心を寄せているバイエルンとレアル・マドリードに加え、ベルギー代表MFケヴィン・デ・ブライネの“後継者”を探すマンチェスター・シティも来夏の入札を検討しているとのこと。また、ミケル・アルテタ監督がその能力を高く評価していることから、アーセナルも争奪戦に加わる見込みと報じられている。同クラブはヴィルツがケルンの下部組織に所属していた時から動向を注視してるようだ。さらに、イギリスメディア『リヴァプール・エコー』によると、リヴァプールも同選手の獲得に乗り出す可能性があるという。

 なお、レヴァークーゼンが来夏の売却に踏み切る場合、移籍金として少なくとも1億5000万ユーロ(約240億円)を要求するものと見られている。

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