ロシア軍の「怪しいプロペラ機」日本領空を “3度”侵犯!自衛隊機がスクランブル 爆弾倉を開けて飛行も

爆弾倉を開けている!

IL-38哨戒機が領空侵犯

 防衛省は2024年9月23日、ロシア軍のIL-38哨戒機が、北海道礼文島北方の領海上空を3度にわたって侵犯したと発表。自衛隊が撮影した対象機の画像も公開しました。

 防衛省によると、対象機は13時3分頃~13時4分頃、15時31分頃、15時42分頃~15時43分頃に領空を侵犯。宗谷海峡を何度も往復するような形で飛行した模様です。  これに対し、航空自衛隊・北部航空方面隊はF-15、F-35戦闘機を緊急発進させ、無線やフレア(熱源を空中に投射して赤外線誘導ミサイルを攪乱するオトリ)による警告を実施したとしています。なお、フレアによる警告は、自衛隊が対領空侵犯措置を開始してから初めてとなります。  IL-38は、旧ソ連がIL-18旅客機を基に開発したターボプロップ式の対潜哨戒機で、魚雷や爆雷、潜水艦を探知する「ソノブイ」などを搭載可能です。自衛隊機がIL-38を撮影した位置は明らかにされていませんが、爆弾倉を開けた状態で飛行していたようです。  なお、同日には中国海軍とロシア海軍の艦艇8隻が宗谷海峡を通過しています。 

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