凄腕キャンパーが友達にいなくてもハンパないキャンプが実現 北海道・十勝のグランピングリゾート体験記

欧米で人気が沸騰し、定着しつつあるグランピング(グラマラス/Glamorous(魅力的な)とキャンピング/Camping(キャンプ)を組み合わせた造語)。2017年本格的なグランピングリゾートを始動させた、北海道十勝北西部に位置する中札内農村休暇村「フェーリエンドルフ」で、屋内にいながらまるでテントのような開放感を体験できるグランピングスタイルコテージの宿泊体験記の続きです。

夕食までの時間はチェアに横たわり読書タイム。耳に聞こえるのは鳥の鳴き声と風にゆられる樹々の音のみ。時折訪れるリスを眺めながら贅沢な静寂に浸ってうつらうつらとしていると、ホテルスタッフの方々が夕食の食材を運んできました。夕闇に包まれる頃、炭火をおこし、豪華な宴の始まりです。地元の野菜がいっぱいに詰まった瓶サラダや枝豆をつまみにまずビールで乾杯。早速主役のビア缶チキン、ポーク、野菜串を焼き始めます。

香ばしい香りが草や木の香りと混ざりあう中、焼きあがった柔らかいビア風味のチキン、ポークを豪快に頬張り、地元野菜の焼串を特製のバーニャカウダソースで味わい、改めて十勝の豊かな恵みに驚きます。新鮮な帆立貝、すぐ近くの花畑牧場のカチョカバロチーズ、野菜一杯のスープが入ったダッチオーブンを網に乗せ、押し寄せる大地の恵みを堪能します。

炭や食事の後片づけをスタッフの方々にしていただけるのこと、少々後ろめたさを感じながらも、お腹いっぱいで動けない状態なのでありがたく甘えてしまいます。樹々から満点の星空を臨み焚き火スペースでプライベートキャンプファイヤーを開始。暗黒の森の中、揺れ動く炎、飛び散る火花を眺め、フルーツスティックをいただきながら、ワインを傾ける贅沢な一夜。

翌朝、レンタルサイクルにて、一面に広がるひまわり畑や園内の菜園を廻りました。なんと宿泊者は、菜園の野菜を自由に採ることができるとのこと!早速トマトをいくつかいただき、テラスでの気持ちの良い朝食となりました。ただ形だけのグランピングスタイルではなく、環境、施設、サービスいずれも高い水準で、これからの発展が楽しみになるすばらしい空間でした。

テントの設置や、食事の準備や片づけ含めキャンプの醍醐味ではなのかと疑問を持ちながらのショートトリップ。今回グランピングスタイルを初めて経験し、手ぶらで訪れて、地元の方おすすめの食材を楽しみ、自然を全身に感じることができ、このスタイルは都会で精神的にも肉体的も疲れた人々の大きなサポートになるだろうと実感しました。これからの季節、黄金色に連なる十勝のカラ松林、真っ白に雪化粧した日高山脈、暖炉に薪をくべ雪を見ながら過ごすコテージでのひととき。十勝の魅力は、季節とともに形を変え、つきることはありません。

グランピンスタイルコテージ
営業期間/通年

グランピングテント
営業期間/ 5月1日~10月31日

筆者:澤口美穂。カナダへのワーキングホリデー、グアテマラ留学含め、約2年半北米、中米、南米を中心に周遊。帰国後、ヨーロッパ本社の外資系企業日本法人2社で勤務し、アジア、ヨーロッパへ数多く出張。20代からの訪問国数は約30か国以上。平成28年、生活拠点を東京から札幌に移す。様々な国の人々と共に働いてきた経験や自分の想いを形にした新しいビジネスと人生のセカンドステージを構築中。

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