「何それ?」と思わず言いたくなる。小学校“今と昔の違い”」

持ち物編
自分もかつては小学生だったとはいえ、20〜30年前の話。
入学準備を始めると、色々な違いに驚かされるものです。
今の小学校事情を紹介します。

ランドセルがカラフル
昔は、男子は“黒”女子は”赤“でしたよね。カラフルなランドセルも、もはや見慣れた風景になりつつありますが、今では色の指定はありません。
何色ものバリエーションを取り揃えているのは当然で、ステッチの色、刺?の柄、開閉金具の性能、重さなど、違いは細部に渡ります。値段も幅広く、ブランドや最新モデルかどうかなどによって、目を疑いたくなるような差があります。
そして、年長の夏には注文している家庭がほとんどです!とはいえ1年中売っていて、入学直前にはかなり安く手に入ります。
デザインだけは多様化しているようですが、ランドセル以外の選択肢があっても良いように思うのは私だけでしょうか…?

防犯ブザーは必需品
防犯ブザーは、今や小学生の必需品になっていて、ランドセルに取り付けています。
昔はなかったので、変質者に会った時はダッシュで逃げる!しかありませんでした。
私自身も小学生の頃危険な場面に遭遇したことがありますが、咄嗟の場面で大きな声を出すのはなかなかできないものです。
そんな時、ブザーを鳴らすことによって「救援者がくるかもしれない」と犯人が焦り、犯行を中止するかもしれません。
ママ世代には馴染みのない物なので、電池が切れていないか?壊れていないか?使い方は合っているか?など、定期的にチェックが必要です。

学校生活編
年齢で変化していくのではなく、時代と共に変化していくのだなと実感するのが“学校生活”です。時代の風潮は学校の授業や子供同士の関係にも影響してきます。

授業にタブレットを使用
スマホの操作は当然のようにできるのが今の小学生です。授業でタブレットを使用しても、子供たちは誰も驚かないでしょう。
今、ICT教育に前向きな小学校では、一人一台のタブレット整備が進められています。
我が子の小学校でも着々と浸透していて、先日の保護者会では私たち親も体験させてもらいました。あまり機械になれていないベテランの先生ほど必死で研修を受けているようです。
例えば、理科で虫の写真を撮影したものをみんなで共有したり、作った資料を見せながらプレゼンテーションをしたり、活用方法は様々。
“宿題もクラウドにアップロードして提出”なんて日も近いかもしれませんね。

みんな「〜さん」と呼ぶ
子供同士の関係を見ていて驚いたのは名前の呼び方です。
昔、男女間では照れくさくて苗字で呼び捨てし合っていませんでしたか?
今では、呼び捨ては学校で禁止されているのか、ほとんど聞きません。あだ名も中〜高学年でやっと使い始める印象です。
子供同士では「○○さん」(女の子)「○○くん」(男の子)が基本で、授業中や先生からは全員「○○さん」で統一されているようです。
ジェンダーフリーの観点が重視される今ならではの変化ですね。

遊び編
“遊び”は奥が深く、昔と今を比べての問題点はいくらでも指摘できてしまいそうです。
しかし、環境そのものが変化しているので比べること自体ナンセンスなのかも…とも思います。学校で「昔遊び」の特別授業がありますが、それこそが素晴らしいと懐古主義になる訳にもいきません。
今と昔の違いに戸惑いながらも、大人たちは精一杯対応しています。

ゲームと一人遊び
子どもが「ゲーム好き」なのは、今も昔も変わらないことでしょう。
大きな違いは、昔はゲームを持っている誰かの家に集まって遊んでいたのが、今は“どこでも”“一人でも”出来てしまうことです。
みんなで集まっても、それぞれ別々の携帯型ゲームをしているだけで時間が過ぎていく…そんな小学生たちを時々目にします。
一人遊びが上手になって、集団遊びが苦手になり、遊びを創る力が発揮されていない印象です。

遊べる公共施設が充実
特に都市部では、昔のように野があり川があり林があるような場所が少なく、公園でも「○○禁止!」という張り紙ばかりです。自然の中で勝手に遊んでいた昔の子供達とは違って、遊び方を知らないのも仕方がないのかもしれません。
そんな現状からか、今は、子供達にもっと豊かな遊びを体験させてあげようと大人の側が遊びの“場”を整えてくれています。
大人が見守りながらも、子どもたちの責任で自由な遊びを展開できる屋外の場としてプレーパークが開かれたり、公共図書館の中に小中学生専用のフロアがあったり、コミュニティーセンターの中に子どもの居場所を確保してあったりと、最低限の安全性が保たれた遊び場が公共の中に作られています。
放っておくと部屋の中でいつまでもひとりで遊べてしまう今の小学生に対しては、親がそういった場へ意識的に送り出してあげたいですね。

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