「“おとぎ電車”置きます」 西武「所沢車両工場」跡地の商業施設にまさかの“里帰り” 実は別の場所にも!?

所沢で走ってました!

所沢を走った“おとぎ電車”を展示

 西武鉄道は2024年9月2日、所沢駅前で24日(火)に開業予定の大型商業施設「エミテラス所沢」に、保存車両を設置すると発表しました。

 同施設は多数の西武車両を製造した自車工場「所沢車両工場」の跡地に開設。その記憶を伝える“レガシー”として、駅から通じていた「引き込み線」の場所へのレール設置と、「2000系運転用シミュレータ」の設置を発表していました。 今回、“レガシー”の第3弾として、かつて「おとぎ電車」として走ったB11形B15蓄電池機関車を、1階の外構部分に設置するといいます。「おとぎ電車」は、1984年に新交通システム「レオライナー」となった西武山口線の前身で、遊園地内を蓄電池機関車が客車を牽引して走る乗りものでした。 今回、エミテラス所沢に置かれる機関車は、鉄道模型メーカーの関水金属が所有していました。同社は鶴ヶ島市内で6月にオープンした「ガーデンパーク」で「おとぎ電車」を動態保存することを表明していますが、元々複数の「おとぎ電車」を所有しており、その一部を西武鉄道が譲り受けたそう。所沢と鶴ヶ島の2か所で「おとぎ電車」を見られることになりそうです。 なお、西武鉄道によるとエミテラス所沢の「おとぎ電車」の公開は、「(施設開業日である)9月24日以降」としていますが、それほど遠くない時期を予定しているとのことです。

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