
<BMW選手権 3日目◇24日◇キャッスル・パインズGC(コロラド州)◇8130ヤード・パー72>
米国男子ツアー・プレーオフシリーズ第2戦は3日目が終了した。キーガン・ブラッドリー(米国)が8バーディ・6ボギーの「70」で回り、トータル12アンダー・単独首位に浮上した。2023年「トラベラーズ選手権」以来の7勝目に王手をかけた。現在のポイントランクは50位で、逆転での最終戦出場もみえてきた。
トータル11アンダーの2位に2つ落としたアダム・スコット(オーストラリア)。トータル10アンダーの3位タイにルドビグ・オーバーグ、アレックス・ノレン(ともにスウェーデン)が並んでいる。
今季メジャー2勝のザンダー・シャウフェレ(米国)はトータル7アンダー・5位タイ。世界ランキング1位で「パリ五輪」金メダリストのスコッティ・シェフラー(米国)は2つ落とし、トータル1オーバー・35位タイに後退した。
先週のプレーオフ初戦「フェデックス・セントジュード選手権」でツアー10勝目を挙げた松山英樹は、腰痛のため第2ラウンドスタート前に棄権した。松山はポイントランキング3位につけており、最終戦への進出は確実となっている。
今大会終了後のポイントランキングで30位以内が最終戦「ツアー選手権」へ進出。一度ポイントがリセットされ、ポイントランク1位は10アンダー、2位は8アンダーからスタートするハンディキャップ方式が採用される。同大会を制した選手が年間王者に輝き、2500万ドル(約36億6000万円)のボーナスを手にする。