マキロイもシェフラーも… トッププレーヤーのイライラ爆発「なぜだ!!」

<BMW選手権 2日目◇23日◇キャッスル・パインズGC(コロラド州)◇8130ヤード・パー72>

プレーオフ第2戦の2日目。アダム・スコット(オーストラリア)が「63」をマークして単独首位に立った一方で、伸び悩んだローリー・マキロイ(北アイルランド)、スコッティ・シェフラー(米国)が怒りを爆発させた。
17番パー5。マキロイが3番ウッドで放ったティショットは大きく右に曲がり、ロープを越えてラフへ。直前の16番パー3で3パットボギーを喫していたこともあり、イライラが頂点に達したか。マキロイはそのまま手にしていた3番ウッドを放り投げると、目の前の池に落ちて水しぶきが上がった。

落ちた場所はティの目の前だったので、自力でクラブを引き上げると何事もなかったようにプレーを続行した。第3打で5メートルにつけたが入らずパー。第2ラウンドは「71」でトータル3アンダー・15位タイに後退した。

今季6勝でポイントレース1位を行くシェフラーも怒り心頭に発した。10番パー4で右ラフからの残り181ヤードがグリーンに届かず池へ。ドロップして残り102ヤードから第4打を放ったが、今度はグリーンをオーバーして奥まで転がり「なぜだ!!」と怒りを爆発させた。

同コースは標高6200フィート(1889メートル)の高地にあるため、飛距離は7~10%ほど伸びる。それを失念していたかは定かではないが、「なんでオーバーするんだ。ピンハイに打ったはずだ!」とキャディに何度も叫ぶ姿が中継に映し出された。

シェフラーはこの10番をダブルボギーとすると、2日目は「72」と伸ばせず。トータル1アンダーでトップと12打差の29位タイに後退した。(文・武川玲子=米国在住)

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