バルセロナはウイング補強を諦めず?…R・レオン&キエーザの動向を注視か

 バルセロナが攻撃陣強化に向けて複数選手の動向を注視しているようだ。20日、スペイン紙『アス』やイタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』などが伝えている。

 クラブの“レジェンド”シャビ・エルナンデス前監督と決別し、ハンジ・フリック新監督を迎えたバルセロナは、今夏の移籍市場で前線の戦力強化を画策。すでにライプツィヒからスペイン代表MFダニ・オルモを推定総額6200万ユーロ(約100億円)で獲得したものの、引き続きウイング(WG)の補強を検討していることが明らかになっている。

 バルセロナはアスレティック・ビルバオのスペイン代表FWニコ・ウィリアムズを“トップターゲット”として注視していたものの、所属クラブから新たに背番号「10」を託された同選手は今夏の残留を決断した模様。しかし、バルセロナはWGの補強を諦めておらず、現在はミラン所属のポルトガル代表FWラファエル・レオンとユヴェントス所属のイタリア代表FWフェデリコ・キエーザの動向を注視しているようだ。

 R・レオンについてはジョアン・ラポルタ会長が以前から能力を高く評価しており、代理人を務めるジョルジュ・メンデス氏とも良好な関係性を構築している模様。しかし、バルセロナにとって1億7500万ユーロ(約284億円)の契約解除金の支払いは困難であり、ミランにも売却の意思がないことから獲得の可能性は低いと見られている。一方のキエーザについては、ユヴェントスが今夏の売却に前向きであり、R・レオンより遥かに安価での獲得が見込めるとのこと。バルセロナはすでに代理人との最初の話し合いを行なったようだ。

 昨年夏に加入した元ドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアンのマンチェスター・シティ復帰が決定的とも報じられるなか、バルセロナはWGの補強に乗り出すのだろうか。今後の動向に注目が集まる。

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