「大森が陸の孤島に」JR京浜東北線11月に一部運休 大井町駅ホームを改良

ホームドアも3両分を一時撤去します。

品川~蒲田間が夕方まで運休

 JR東日本は2024年8月6日、京浜東北線の大井町駅(東京都品川区)でホーム改良工事を行う関係で、11月17日(日)に京浜東北線の一部区間を運休すると発表しました。

 運休は、京浜東北線の品川~蒲田間で、11月17日の初電から16時半頃までです。 その間、京浜東北線は、大宮~品川間と蒲田~大船間で折り返し運転になるとともに、快速運転を中止します。この他のJR線は通常通りの運転です。 また、京急電鉄、東急電鉄、東京臨海高速鉄道りんかい線、都営浅草線の各指定区間では振替輸送が行われます。 JR東日本と品川区は、大井町駅周辺広町地区開発(仮称)を進めています。今回のホーム改良工事は、この開発事業の一環です。 東急線やりんかい線につながる東口・西口付近(品川寄り)のホームを拡幅して、混雑緩和を図ります。11月17日は、ホーム拡幅のための線路切替工事が計画されています。 なお、工事に伴い、京浜東北線・大宮方面の前寄り3両(8~10号車)分のホームドアが8月中旬から一時的に撤去されます。再設置は2025年8月頃の予定です。 SNSでは「大井町駅は品川寄りに人がたまりすぎ」「この改良工事での改善は楽しみ」といった意見のほか、「大森駅が陸の孤島に」と心配する声も寄せられています。 ちなみに、大井町駅とともに運休区間に含まれる大森駅(東京都大田区)は鉄道の乗り入れが京浜東北線のみですが、駅前から大井町駅・池上駅・馬込駅などへ路線バスが出ているほか、東へ約700m歩くと京急の大森海岸駅があります。

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