チアゴ・モッタ監督、ユヴェントス全従業員の顔写真を手配! ファーストネームの暗記を試みる

 ユヴェントスの指揮官に就任したチアゴ・モッタ監督が、クラブにとある要求を行ったようだ。13日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』やイタリアメディア『フットボール・イタリア』が伝えている。

 現在41歳のチアゴ・モッタ監督は、2018年5月にパリ・サンジェルマンで現役を引退し、2カ月後に同クラブのU-19チームの監督へと就任して指導者デビューを果たす。2019年10月には現役時代にプレーしたセリエAのジェノアで指揮官に就任するが、不振に陥っていたクラブを立て直すことができず約2カ月後に解任。しかし、2021年7月から率いたスペツィアではチームをセリエA残留に導き、シーズン終了後に双方合意の下で契約を解除すると、2022年9月にボローニャの監督に就任した。新天地では特徴的な「4-3-3」のシステムを軸に攻撃的なサッカーを披露。2年目となった2023-2024シーズンはクラブをセリエAで5位に導き、6月にユヴェントスの監督就任が発表された。

 41歳という年齢ながら“戦術家”としてイタリアに旋風を巻き起こしたチアゴ・モッタ監督。新シーズンからは復権を目指すユヴェントスの指揮官に就任した同監督だが、さっそくクラブに対して要望を行ったようだ。

 同紙によると、チアゴ・モッタ監督はトレーニングセンターで働く従業員約70〜80人の顔写真を手配しており、医療スタッフ、グラウンドキーパー、用具係、カフェテリアのスタッフなど、全員のファーストネームの暗記を試みている模様。クラブ到着初日に従業員を紹介された同監督だったが、7月ということもあり全員が出勤していなかったことから、不在者の顔と名前の認識に努めているという。

 なお、ボローニャ時代も同様の要求を行っていた様子。『フットボール・イタリア』は、前クラブでも「好評を博した」と伝えつつ、「これは誰もが価値を認められ、信頼され、尊重されていると感じられるような文化を創り出すための取り組みでもある」と同監督の行動を評価している。

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