ミラン、移籍金約26億円でモラタの獲得に迫る? 本人とは年俸約8億6000万円の4年契約で大筋合意か

 セリエAのミランが、アトレティコ・マドリードに所属するスペイン代表FWアルバロ・モラタの獲得に近づいているようだ。13日、スペイン紙『アス』が伝えている。

 現在31歳のモラタはレアル・マドリードの下部組織出身で、2012-2013シーズンより正式にトップチームへと昇格を果たした。2014年7月にはユヴェントスに加入し、翌シーズンには公式戦47試合出場12ゴール9アシストを記録して国内三冠に貢献。以降はレアル・マドリードへの復帰、チェルシーでのプレーを経て、2019年1月にレンタルでアトレティコ・マドリードに加わった。翌年7月からは完全移籍に移行するが、2カ月後には再びユヴェントスへレンタル移籍。2シーズンプレーした後にアトレティコ・マドリードへと復帰し、2023-2024シーズンは公式戦48試合出場21ゴール4アシストをマークした。

 アトレティコ・マドリードとの現行契約を2026年6月30日まで残すモラタは、今夏にサウジアラビア勢から巨額のオファーを提示されたものの拒否。関心が報じられるミランへの加入が噂されていたが、同紙は“ロッソネロ”移籍が近づいているとの見方を示した。

 ミランは、アトレティコ・マドリードに対して移籍金1500万ユーロ(約26億円)を支払う準備ができており、モラタとも年俸約500万ユーロ(約8億6000万円)の4年契約で大筋合意に至っている模様。現在、同選手はスペイン代表の一員としてEURO2024を戦っているため、決勝を終えた後の16日には最終的な承諾が下される可能性があるという。

 5月には3年間クラブで活躍したフランス代表FWオリヴィエ・ジルーがアメリカに旅立ったミラン。新たな9番として、経験とイタリアでの実績を兼ね備えたモラタに白羽の矢が立ったようだ。

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