パリ五輪男子日本代表監督の丸山茂樹 JGAのサポート体制について「もう大丈夫だと思います」

2日、8月に開催される「横浜ミナトChampionship 〜Fujiki Centennial〜」の記者会見が、会場となる横浜カントリークラブで行われた。会見後には8月に行われる「パリ五輪」の男子日本代表の監督・丸山茂樹が報道陣の囲み取材に応じた。
男子は松山英樹と中島啓太。女子は笹生優花と山下美夢有の4人がパリでの戦いに挑む。丸山は、「男子は厳しい戦いになると思う。女子のほうが、メダルのチャンスは大きいと思う。コースとの相性次第」と話した。

日本のエース・松山は、6月の「全米オープン」後にパリ五輪出場を表明。2月にはツアー9勝目を飾るなど当確状態だったが、公にするのを先延ばしにしていた。その理由の1つに、日本ゴルフ協会(JGA)のサポート体制に疑問を抱えていたことを明かし、現地についての情報や練習環境、チーム松山としてともに転戦するメンバーの帯同、宿泊、食事についてなど、知りたいデータが不足していると感じていると話していた。

それを受けて丸山は、「正式に決まったあとに、英樹とは話はしました。JGAのほうには、選手に負担をかけさせるな、中途半端なサポートをするな、全面的にしっかりやれと話しはしている。もう大丈夫だと思います」と監督自ら、問題解決へ動いた。

本調子でばないなか、全米オープンでは6位に入り地力を見せた松山。メダル獲得の可能性について丸山は、「ハイスコアの争いは厳しいかなと思うけど、ロースコアで我慢大会ぐらいのコースセッティングになっていれば、チャンスがあるかな。厳しい戦いになればなるほど、絶対に上位を外さないタイプなので」と期待を込めた。

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