「猛烈に超楽しい」 横田真一は15年ぶり“エース”&約2年ぶり決勝R進出

<関西オープン 2日目◇17日◇名神八日市カントリー倶楽部(滋賀県)◇6869ヤード・パー70>

4位タイで迎えた第2ラウンドで、52歳の横田真一が1イーグル・2バーディ・2ボギーの「68」をマーク。トータル5アンダーで、初日に引き続き4位タイをキープした。

インコースからスタートした横田は11番パー5でバーディを先行。13番パー3(実測163ヤード)ではややフォローの風が吹くなか、ティショットを7番アイアンで軽いフェードで打つとエッジ先のグリーンに落ちてボールはそのままカップイン。自身15年ぶり5回目となるホールインワンを達成し、2つスコアを伸ばした。

「みんなは見えていたんだけど、ぼく目があまり良くないから見えなかったんですよ」とカップインした瞬間を見ることができず、同組の選手やギャラリーが入ったことを知らせてくれたという。「完璧な谷将貴ショットでしたよ」と去年の10月からコーチ契約をしている谷将貴氏から教わった「コックをピタっとつくって上げる」効果もあり、手ごたえ十分なショットだった。

登録者19.8万人を誇るYouTuberとしての顔を持つ横田は自身のチャンネルで、中古ゴルフショップをめぐるほどのクラブ通。その中で見つけた一品が今週は大活躍している。それは「ゴルフパートナーで購入した」オノフの2021年モデル『KURO ユーティリティウィングス ONOFF CBT 622I』だ。「ユーティリティにはすごく自信を持っていて。すごい今回は相当“火吹いている”よ」と最高の相棒を紹介してくれた。

そんな強い味方のおかげもあって、全体的にショットも安定。大きなミスもなく18ホールを回り切った。「ほぼほぼ完璧かな。もう少し頑張りたかったけど…」。きのう吹いた強い風は収まり落ち着いたコンディションとなっただけに多少の心残りはあるが、初日から引き続き上位をキープし決勝ラウンドに進む。「予選通過でも“じゅうぶん”満足している。猛烈に超楽しいですね。うれしいわ」と満面の笑みを見せた。

レギュラーツアーで予選通過をしたのは2022年9月に行われた「パナソニックオープンゴルフチャンピオンシップ」以来となる。同大会のときは58位タイでの進出だったが、今回は4位タイでの進出だ。「体から干からびているけど、粘りのゴルフで行きたい(笑)」と最後は横田らしい意気込みでその場をあとにしたが、なにより52歳は思いっきり試合を楽しんでいる。(文・高木彩音)

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