ロシア軍 新造ミサイル艦が進水 就役すれば黒海所属でウクライナの脅威に?

ミサイル攻撃に特化した小型艦。

将来的には極超音速ミサイルの発射機能も持つ?

 ロシア国防省は2024年5月7日、カラクルト級(22800型)コルベットの14番艦「タイフーン」の進水式を、ゼレノドリスク造船所で行ったと発表しました。

 同艦は、VLS(垂直発射システム)を8基装備する、ミサイル攻撃を主眼に置いた小型艦です。2025年の就役を目指して建造されています。「カリブル」巡航ミサイルやオーニクス対艦ミサイルを運用できるほか、将来的には極超音速ミサイル「ツィルコン」の運用も考えられています。 同艦は完成後、黒海艦隊に所属する予定です。艦艇によるウクライナへのミサイル攻撃は、同艦隊所属のコルベットやフリゲートが担当していますが、同艦が就役すればその火力がさらに増強されることになります。 なお、同日には哨戒艦「ビクター・ザ・グレート」の進水式も同じ造船所で行われたようです。

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