ロシア空軍基地への攻撃 アメリカの発表で「秘密裏にウ軍に供与した」長射程ミサイルだったことが明らかに

既にウクライナで使用されている。

新型ミサイルで飛行場を攻撃か

 アメリカの国防総省は2024年4月24日、MGM-140「ATACMS(エイタクムス)」地対地長距離ミサイルをウクライナ軍へ供与していたことを発表しました。

 これはジェイコブ・ジェレマイア・サリバン大統領補佐官が明かした内容で、「かなりの数を供与するよう指示した」と明かしています。 これまでアメリカは射程165kmの旧型である中距離モデルを2023年10月ウクライナに供与していました。しかし、今回供与していたのが明らかとなったのは、最大射程300kmのブロックIIAと呼ばれる長射程モデルです。 秘密裏に供与された新型のATACMSの一部は既に4月17日に、クリミア半島のジャンコイにあるロシアの飛行場攻撃に使用されました。 同基地攻撃に関しては、2023年供与されたATACMSでは、前線からギリギリの射程ということで、新型のATACMSで攻撃を行った可能性が、以前から海外メディアでは報じられていました。 この飛行場攻撃はかなりの損害をロシア側に与えたといわれており、S-400地対空ミサイルシステムの発射機4基のほか、S-400の管制センター及び防空レーダーなども4基破壊したとウクライナ参謀本部は発表しています。 なお、サリバン大統領補佐官は、ロシア領内の攻撃には使われないとの認識を示したうえで、今後もATACMS供与を続けるとしています。

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