JR高速バスの“王”国産2階建てバスいつまで走る!?「エアロキング」引退後も大人気 走行距離がスゴすぎる!

最後の3台の今後はどうなるの?

エアロキング人気はまだ続く

 ジェイアール東海バスの高速バスから2024年2月29日の運用をもって引退した、国産2階建てバス「エアロキング」。まだまだ走るうえに、まだまだ人気のようです。

 運用終了後の3月15日、同車はエアロキングを使用したツアーを発表。名古屋から同車の生まれ故郷である富山県の三菱ふそうバス製造や、バスのシート製造で知られる天龍工業の工場見学などを織り込んだもので、4月19日と22日催行分への参加は、すでに抽選となっています。 同社によると、「抽選倍率は4倍近くになるのでは」と予想しているそうです。 エアロキングは三菱ふそう製の国産唯一となっていた2階建てバスで、2010年まで製造。JRバス各社で大量導入され、一時はJR高速バスの代名詞的な存在でした。 東名ハイウェイバスなどで、最後まで表立って運用していたジェイアール東海バスでしたが、2月の最終運行をもって最後の3台が、スカニア(スウェーデン)製の新型2階建てバスに置き換えられています。 他社でも年々その数が減っており、高速バスから定期観光バスなど、別の用途に置き換えられたものもありますが、ジェイアール東海バスはJR高速バス仕様のままのエアロキングを、今回のツアーに使用します。 ちなみに、引退した3台の総走行距離は平均して1台あたり「253万3524km」とのことで「地球63周分」に相当するそうです。老朽化ゆえの引退となりましたが、同社によると「5月にイベントを2回、6月にツアーを1回計画しています」とのこと。今後も乗れる機会がありそうです。

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