長野道への「ボトルネック」解消なるか!? 国道19号の“2車線混雑区間”拡幅計画が本格始動

国道19号「塩尻拡幅」事業が、本格的に始まります。

「塩尻拡幅」が都市計画事業承認

 長野県塩尻市内で準備が進む国道19号の拡幅計画が、本格的に始動します。

 国土交通省関東地方整備局の長野国道事務所は2024年3月29日、国道19号で計画している「塩尻拡幅」について、都市計画事業の承認が同日に告示されたと発表しました。 国道19号の塩尻拡幅は、塩尻市の広丘高出から広丘野村までの延長3.3kmを拡幅する事業です。 現道は、長野道の塩尻ICや塩尻北ICへの主要なアクセス道路として機能していますが、2車線で混雑しておりボトルネックとなっています。また、歩道が狭く、歩行者の事故が多発しているといいます。 これらの課題を解消するため、車道を4車線に増やすとともに、自転車道やゆったりとした歩道を設け、混雑緩和と交通安全確保を図ります。 長野国道事務所は、2022年度に事業に着手して調査設計を進めており、今回、都市計画事業の承認・認可の告示がされました。これにより、事業地での建築や土地建物の売買などに関して法的な制限や効果が生じます。 今後は、地権者らに対し都市計画法に基づく説明会を開催し、用地買収に着手していく方針です。

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