東急大井町線に新車導入へ! 2025年度から順次 “一大勢力”になる規模で

東急電鉄が大井町線に新造車両を導入する予定であることがわかりました。同路線には2018年に新造の6020系が導入されていますが、なぜ、さらに新車を入れるのでしょうか。

東急電鉄「急行用の6020系をベースとした車両を導入」

 東急電鉄は、2024~2026年度の中期事業戦略を公表。そこに、大井町線向けの新造車両の投入を盛り込みました。どのような車両になるのでしょうか。

 大井町線では、急行に6000系と6020系、各駅停車に9000系と9020系が使用されています。急行用の車両は7両編成、各駅停車用の編成は5両編成となっています。  東急電鉄によると、大井町線向けの新造車両は、各駅停車で使用されている9000系と9020系を置き換えるために導入されるとのこと。  9000系は1986年に登場した車両で、東横線で活躍していた時期もありましたが、現在は全車両(15編成)が大井町線に集結しています。9020系は、1992年に田園都市線向けの2000系として登場し、大井町線へ転属した際に9020系に改番。この車両も全車両(3編成)が大井町線で活躍しています。  今後、置き換えられた車両は西武鉄道に譲渡され、中古の「サステナ車両」として西武秩父線や狭山線、多摩川線、多摩湖線で活躍することになります。   東急電鉄によると、大井町線向けの新造車両は「急行用の6020系をベースとした車両で、5両編成を計18編成、2025年度以降に導入します」(広報マーケティング部 広報CS課)とのこと。  新造車両は既存の6020系から大きな変化はないものの、機器などが変更となる可能性があるといいます。なんといっても、急行用の7両編成と異なり、5両編成で導入されることが最大の特徴でしょう。 

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