内房の渋滞頻発区間を抜本改良!「富津館山道路」さらに4車線化へ 国が延長6.8kmを選定

国土交通省が、新たに富津館山道路の一部区間を4車線化の準備調査区間に選定しました。

6.8kmを準備調査区間に選定

 NEXCO東日本は2024年3月27日、千葉県の富津館山道路で、国土交通省から新たに4車線化における準備調査の対象区間に選定されたと発表しました。

 富津館山道路は、内房の富津市(館山道の富津竹岡IC)と南房総市(富浦IC)を南北に結ぶ全長19.2kmの高速道路(有料の自動車専用道路)です。 2004年に暫定2車線で全線開通しましたが、交通量の増加に伴い2008年に富山PAの前後区間が4車線化。さらに2019年には、国交省が、富津館山道路の全線を優先整備区間として選定し、10~15年後を目処に4車線化する方針を示しています。 現在は、富津竹岡ICから富津金谷IC付近までの延長3.4kmで4車線化の事業が進行中。そして今回、鋸山をくぐる富津金谷IC付近から鋸南富山IC付近までの延長6.8kmが、4車線化の準備調査区間として新たに選定されました。 国交省によると、この区間は交通量が1日1万台を超えており(2022年)、渋滞は富津竹岡IC~富津金谷IC間で140回、富津金谷IC~鋸南保田IC間で118回発生しているといいます(いずれも2018年~2022年)。 また、並行する国道127号は、高波や大雨による通行規制区間があります。4車線化は、こうした課題を解消するものです。 NEXCO東日本は、選定されたことを受け、今後、事業化に向けて必要な調査などを進めていく方針です。

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