
MF鎌田大地が所属するラツィオは13日、マウリツィオ・サッリ監督が辞任することを発表した。
サッリ監督は2021-22シーズンからラツィオに就任。昨シーズンはセリエAを2位で終えるなど好成績を残したが、今シーズンはセリエA第28節終了時点で12勝4分け12敗で9位に低迷。さらに、11日に行われたウディネーゼ戦に1-2で敗れたことで、公式戦4連敗を喫していた。
イタリアメディア『フットボール・イタリア』によれば、ウディネーゼ戦に敗れた後、サッリ監督はチームと緊迫した面談を行い、チームの調子が悪い理由を理解しようとしたという。その場で選手の誰からも退任を要求するような声は上がらなかった一方、誰も彼の続投を強く望まなかったこともあり、サッリ監督は辞任を提出する事態になったとも伝えられている。
そして13日、ラツィオはマウリツィオ・サッリ監督が辞任することを正式に発表。今後、アシスタントコーチを務めていたジョヴァンニ・マルトゥシエッロ氏が指揮を執ることも併せて発表された。
ジョヴァンニ・マルトゥシエッロ氏は、マウリツィオ・サッリ監督のもと、エンポリ、ユヴェントス、ラツィオで長年アシスタントコーチを務めてきた。トップチームの監督はエンポリ在籍時の2016-17シーズン以来、自身2度目の就任となる。
【ハイライト動画】ラツィオvsウディネーゼ