
ナポリが、アストン・ヴィラに所属するベルギー代表MFレアンデル・デンドンケルの獲得に近づいているようだ。23日、イタリアメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
現在28歳のデンドンケルは、アンデルレヒトの下部組織出身で2013年9月にプロデビュー。2018年夏に期限付き移籍でウルヴァーハンプトンに加入し、2019年夏に移籍金1200万ポンド(約22億円)で完全移籍に移行。複数の守備的ポジションをこなせるユーティリティ性を生かし、公式戦通算159試合に出場した。
また、ベルギー代表では各世代別のチームで活躍し、2015年6月にA代表デビュー。これまで32キャップを数え、FIFAワールドカップロシア2018やEURO2020、FIFAワールドカップカタール2022などに出場した。
そして、2022年9月にアストン・ヴィラに完全移籍で加入。今シーズンはここまで公式戦15試合出場で1得点を記録しているものの、プレミアリーグでのスタメン出場はわずか1試合にとどまるなど、出場機会が限られていた。
そんなデンドンケルに対してナポリが関心を示しており、報道によると、すでに1000万ユーロ(約16億円)の買い取りオプションが付随したレンタル移籍で両クラブは合意したという。24日にはメディカルチェックも予定されている模様で同選手のナポリ加入は決定的と見られている。