「ウクライナ侵攻中なのに!?」エチオピアがロシア製のSu-30K戦闘機を受領 ちゃんと納入された理由とは?

計6機納入予定。

実は売れ残った中古品!?

 エチオピア空軍は2024年1月16日、ロシア製のSu-30K戦闘機を受領したと発表しました。

 式典では2機のSu-30Kが公開されました。今回納入された機体はこの2機のみとみられていますが、エチオピアは計6機のSu-30K購入を計画しており、残り4機の納入待ちのようです。 ウクライナ侵攻による影響で、輸出が滞りがちといわれているロシア兵器、それもマルチロール戦闘機がエチオピアに納入された背景には、この機体が中古であることがあげられます。 アフリカの防衛産業や安全保障に関するニュースを発信している「DefenceWeb(ディフェンスウェブ)」によると、このSu-30Kは元々1990年代にインド空軍が使用していたものだそうです。 インドでは2002年頃から、Su-30のインド向けライセンス生産機であるSu-30MKIの運用が軌道に乗ったということで、18機のSu-30Kが2007年にロシアに返還されています。同機はベラルーシにある修理工場に送られた後、再販すべく保管されており、このうち12機を2017年にアンゴラが購入。売れ残った6機をエチオピアが購入したようです。 なお、同じ式典ではトルコのバイカル・テクノロジーが開発した、無人機のバイラクタル アクンジュも公開されたようです。

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