バルセロナからの関心も…チェルシーの若手DFがドルトムントへレンタル移籍か

 イギリスメディアの『BBC』が9日、チェルシーに所属するオランダ代表DFイアン・マートセンが今シーズン終了までのレンタルでドルトムントに加入すると報じた。

 現在21歳のマートセンは2018年7月にPSVの下部組織から、チェルシーの下部組織に加入。2019年9月にトップチームデビューを果たすと、その後はレンタル移籍を繰り返し、昨季はバーンリーでプレー。チャンピオンシップ(2部)で39試合に出場して4ゴール6アシストを記録し、プレミアリーグ昇格に大きく貢献すると共に、左サイドバックとしてリーグのチーム・オブ・ザ・シーズンに選出される活躍を見せた。

 そんなマートセンには今夏も移籍の可能性が浮上。プレミアリーグ昇格に貢献したバーンリーが再獲得を目指し、3150万ポンド(約58億円)での買い取り義務が付随したレンタル移籍でクラブ間合意に至ったことが報じられていた。

 しかし同選手は移籍を拒否し、チェルシーでのポジション争いに挑むことを決断。だが、今季はここまで先発出場は3試合、途中出場が12試合と出場時間が限定されており、10月にはバルセロナからの関心も伝えられていたなか、ドルトムントへのレンタル移籍が決定したようだ。

 なお、同メディアはドルトムントへのレンタルには買い取り義務は付随していないことを説明しており、移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏は同日、自身のX(旧Twitter)を更新し、同選手がチェルシーとの契約を2027年6月末まで延長したことを伝えている。

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