レアル、“快足SB”アルフォンソ・デイヴィス獲得へ本腰か…代理人に契約更新ストップを依頼?

 レアル・マドリードがバイエルン所属のカナダ代表DFアルフォンソ・デイヴィスの獲得に向け動いているようだ。9日、ドイツメディアの『スカイ・スポーツ』が報じている。

 現在23歳のA・デイヴィスは爆発的なスピードを誇る左サイドバック(SB)。2019年1月にメジャーリーグ・サッカー(MLS)のバンクーバー・ホワイトキャップスからバイエルンへ完全移籍すると、徐々に出場機会を増やし、現在に至るまで主力として活躍している。バイエルンでのこれまでの通算成績は公式戦176試合に出場し8ゴール28アシスト。また、2017年6月にデビューを飾ったカナダ代表では、攻撃的なポジションでもプレーしている。

 そんな若き“快足SB”に対し、かねてから熱烈な関心を寄せているのがレアル・マドリード。今季開幕前には獲得の可能性を模索するべく、クラブ幹部が2度に渡ってミュンヘンへ赴いたとも報じられていた。実際には下部組織出身のスペイン代表DFフラン・ガルシアを左SBの新戦力として迎えたため、A・デイヴィス獲得は実現しなかったものの、スペインの“白い巨人”が同選手の動向を追っているというニュースは過去に何度も報じられている。

 そんななか同メディアは、レアル・マドリードが A・デイヴィスの代理人に対し2025年6月末までの現行契約を更新しないよう依頼をし、今季終了後に5000万ユーロ(約79億円)の移籍金を支払ってA・デイヴィスを獲得することを目指していると説明している。

  A・デイヴィスはドイツでの生活に満足しており、バイエルンはA・デイヴィスを重要な選手と考え契約延長を望んでいるが、同選手が希望する年棒1300万ユーロ(約20億5000万円)の合意には消極的とされており、契約更新に合意がなされない場合は売却に向け動くだろうとしている。

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