マンU、パレスの22歳MFオリーズの獲得を検討か…“新体制”最初の高額契約選手に?

 マンチェスター・ユナイテッドがクリスタル・パレス所属のU-21フランス代表MFミカエル・オリーズに関心を寄せているようだ。4日、『デイリーメール』や『イブニング・スタンダード』など複数のイギリスメディアが伝えている。

 2001年12月12日生まれで現在22歳のオリーズは、中盤の攻撃的ポジションや左右のウイング(WG)を主戦場とするプレーヤー。アーセナルやチェルシー、マンチェスター・シティの下部組織で育成年代を過ごすと、2018-19シーズン途中にレディングでプロデビューを果たした。2021年夏に加入したクリスタル・パレスでは攻撃の主軸として活躍しており、負傷で出遅れた今シーズンもここまで公式戦9試合に出場し5ゴール1アシストを記録している。

 昨年夏にはマンチェスター・シティやチェルシーからの関心も報じられたオリーズだが、マンチェスター・ユナイテッドも以前からその動向を注視し続けているという。先月にイギリスの多国籍化学企業『INEOS(イネオス)』の会長を務めるサー・ジム・ラトクリフ氏による25パーセントの株式取得を発表した“赤い悪魔”は、既に来夏の移籍市場でのチーム再編に向けた準備を進めているとのこと。オリーズも獲得候補に名を連ねており、“ラトクリフ政権下”での最初の高額契約選手になる可能性が浮上しているようだ。

 なお、オリーズは昨年8月にクリスタル・パレスとの契約を2027年6月末まで延長。契約解除金の額については明らかになっていないが、以前の金額3500万ポンド(約64億円)を遥かに上回っていることが確実視されている。マンチェスター・ユナイテッドは構想外となっているイングランド代表FWジェイドン・サンチョ等を売却し、獲得資金の捻出を試みる可能性が高いようだ。

 今シーズンのプレミアリーグでは20節終了時点で8位に低迷し、得点数も「22」に留まるなど苦戦が続いているマンチェスター・ユナイテッド。来夏にオリーズを新戦力として迎え入れることはできるだろうか。

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