「高速にも駅にも市の名前がない!変えたい!」念願叶う 関越道のIC名称変更 費用対効果は5倍以上!?

米どころアピールがようやく叶う!

関越道の小出ICが改称へ

 NEXCO東日本 新潟支社は2023年12月20日、関越道の小出ICについて、名称を「魚沼IC」に変更すると発表しました。

 小出ICは1982年、関越道の開通当初に開設。当時は小出町でしたが、現在は魚沼市になっています。市ではかねて、ICの名称変更を検討してきました。市制20年の節目にあたる2024年秋に名称変更予定ということです。 理由は、コシヒカリのブランド米産地である「魚沼」の認知度向上のため。「魚沼」の地名は、高速道路にも新幹線の駅名にもないことから、市外の人に周知不足という指摘がありました。 なおかつ、「小出」は近隣ICよりも認知度が低かったそう。同一市内の堀之内ICについては、ブランドユリの生産地として名前が定着してきていることから、堀之内のまま継続し、小出ICの名称を変更する判断となりました。 内田幹夫魚沼市長は市報で、「主要交通である関越自動車道のインターチェンジの名称に全国的にも知名度のある『魚沼』の文字を入れることで、大都市圏への案内もしやすくなり、多くの誘客につながるものと思います」と述べています。 ちなみに、ICの名称変更に係る標識などの変更費用は約3億円。これに対し、もたらされる経済波及効果は約16億円と試算されているそうです。

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