最後の国鉄型特急「引退の順番」が発表!? 「最後まで生き残る」電車はいったいどれなのか JR西日本

381系、いよいよ定期運用から引退の時です。

381系電車の引退近づく

 JR西日本は2023年12月15日(金)、岡山と山陰方面をむすぶ特急「やくも」で使用されている国鉄型車両「381系」について、今後の運行計画を発表しました。 381系電車は1973(昭和48)年にデビュー。「振り子式」と呼ばれる車体傾斜装置をそなえ、カーブをあまり減速せずに通過できることが売りでした。特急「しなの」や和歌山方面でも活躍しましたが、徐々に次世代車両に置き換わっていき、今や「国鉄型特急最後の生き残り」として、「やくも」で走り続けていました。 しかし、来年4月から、後継車両の「273系」が投入され始めます。それに押し出されるように、381系は徐々に引退となっていきます。この「引退の順番」が、今回発表された形です。具体的には以下のとおり。●2024年4月5日 運行終了「スーパーやくも色」~リバイバル企画第2弾~●2024年6月末 運行終了「国鉄色」~リバイバル企画第1弾~「緑やくも色」~リバイバル企画第3弾~●時期未定「ゆったりやくも色」(2007年からの、赤と白の標準色) なお、「ゆったりやくも色」の車両は、273系に全部置き換わったあとも、臨時運転などで使用継続されるとしています。逆にいえば、それ以外の車両は完全に見納めとなってしまいます。 183系や485系、583系などとともに「国鉄の特急といえばあの顔」を受け継いできた381系も、いよいよその歴史に幕を下ろしていきます。

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