ラームのLIV移籍に揺れるゴルフ界 年間王者V・ホブランがPGAツアー上層部を痛烈批判!

およそ2週間前、世界ランキング3位のジョン・ラーム(スペイン)がサウジアラビア政府系ファンドに支援される「LIVゴルフ」に電撃移籍し、ゴルフ界に衝撃を与えた。同ランキング4位につけるビクトル・ホブラン(ノルウェー)は、地元ノルウェーのポッドキャストに出演し、ラームの移籍に理解を示しつつ、米PGAツアー上層部を非難した。
「ラームが去った理由はよく理解しているよ、お金だ。離脱した選手たちを批判するのは、少し愚かだと思う。でも、PGAツアーの経営陣はいい仕事をしていない。彼らはほとんど選手を“労働力“としか見ておらず、メンバーの一員として見ていないよ。結局、選手がいなければ、何もできないのに…」と痛烈に批判した。

2022-23シーズンのホブランは、8月のプレーオフシリーズ第2戦「BMW選手権」、最終戦の「ツアー選手権」を連勝。初のPGAツアー年間王者に輝き、1800万ドル(約26億円)のビッグボーナスを手にした。ただ、ラームのLIV移籍金は400億円以上とも言われており、LIVではまさに桁違いのマネーが動いている。

しかし、ホブラン自身はLIVゴルフへ移籍する意思はないようだ。「LIVゴルフのフォーマットが素晴らしいとは思わない。例えば、予選落ちなしでプレーするのはあまり好きではないんだ。もしLIVに行っていたら、これ以上いいゴルファーにはなれないと思う」と話した。

まもなく12月31日に、PGAツアーとLIVゴルフを支援する「PIF」の統合の締め切りを迎える。トッププレーヤーの“引き抜き”が相次ぐ中、今後のPGAツアーの対応に注目が集まる。

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