仏独のMGCS「次世代戦車の開発」にイタリアも参加か? 3か国体制で果たしてまとまるのか!?

欧州標準戦車を3か国で?

レオナルドがKNDSとの協力関係強化を発表

 イタリアの軍需企業であるレオナルドは2023年12月13日、ドイツのKMW社とフランスのネクスターシステムズの合弁会社であるKNDS(KMW+ネクスター・ディフェンス・システムズ)との間で、協力関係を強化するための協定に署名しました。

 この協力関係強化により、フランスとドイツが共同で進めている、次世代主力戦車を含む、新しい装甲車両の開発を目的とした「メイン・グランド・コンバット・システム (MGCS)」を含む欧州市場向けの陸上兵器プロジェクトへ新たに参画することになります。 KNDSのリリースではほかにも、イタリア陸軍向けの「レオパルト2A8」の支援プラットフォームなどの共同開発も発表されています。 なお、MGCSの計画は2017年から開始されていますが、ドイツ議会では野党を中心に「欧州標準戦車はレオパルト2の改良型で充分ではないか」との声が強く、協力関係にあるはずのラインメタルが2022年に行われた兵器展示会「ユーロサトリ2022」で「KF51 パンター」のコンセプトモデルを独自に出展し物議をかもしたこともあり、必ずしも順調ではないようです。

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