ロシア空軍が「怪鳥」重爆撃機の編隊を投入か ウクライナを大規模空襲するも失敗?

やっぱり冬季のインフラ攻撃を始めた模様。

「Tu-95」爆撃機でウクライナへのインフラ攻撃を再開か

 イギリス国防省は2023年12月10日(日)、ロシア空軍が重爆撃機編隊でウクライナのキーウとハルキウ中央部に向けた大規模な波状攻撃を行ったと明らかにしました。

 ウクライナへの空襲が行われたのは、12月7日(木)の夜。2023年9月21日以来となる大規模な攻撃だったといいます。Tu-95戦略爆撃機を使用し、カスピ海上空から少なくとも16発の空中発射巡航ミサイルを発射した可能性が高いとしています。  Tu-95は旧ソ連時代の1952(昭和27)年11月12日に初飛行したターボプロップエンジン4発の大型機で、プロペラを二枚重ねた「二重反転プロペラ」が特徴。すでに運用開始から60年以上経ちますが、いまだ現役で、2020年には改良型のTu-95MSMが初飛行しています。  イギリス国防省によると、今回使用されたミサイルは「AS-23(Kh-101)」の可能性が高いとのこと。ロシアが冬季にウクライナへのインフラ攻撃を行うためにミサイルを備蓄していたのはほぼ確実で、今回の攻撃がその始まりと指摘しています。  ただ、ミサイルの大部分はウクライナの防空部隊が迎撃に成功したそう。12月10日時点では、ウクライナの被害は最小限にとどまっているとしています。

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