函館~日本海側の重要ルートに新トンネル開通! 道路は幕末から開削の歴史あり

国道227号「(新)中山トンネル」です。

狭小トンネルを解消

 北海道北斗市と厚沢部町を結ぶ国道227号に2023年12月6日(水)、新しいトンネルが開通しました。(新)中山トンネルと称され、従来のトンネルの南側に掘削。トンネル断面が拡張されました。全長は1.4km、線形の改良も加えられています。 国道227号は、函館港を有する渡島地域と日本海側を結ぶ需要な路線です。厚沢部町など周辺自治体が、救急搬送を主に函館市に依存しているほか、貨物輸送のルートでもあるため、狭小トンネルの解消は急務でした。国土交通省 北海道開発局 函館開発建設部は「走行性の向上が期待されます。安政元年(1854年)に東西から行われた開削工事で始まったこの道路の歴史にも、熱いものを感じます」としています。 なお出入口では通行方法が変更されたほか、一部区間では引き続き工事が実施されます。

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