「一生の思い出になりました!」難関18番でバーディ“一番乗り” 初出場の米澤蓮が堂々プレー

<ゴルフ日本シリーズJTカップ 初日◇30日◇東京よみうりCC(東京都)◇7023ヤード・パー70>

最終戦初出場の米澤蓮は3アンダー・7位タイと上々の滑り出し。名物18番では一番乗りとなるバーディを奪取するなど、エリートフィールドで堂々のプレーを見せた。
「大満足です」。自身の想像以上のプレーに笑みがこぼれる。特にパッティングの状態が良かった。「自分の思ったところに打てるようになったのかな。読み違いとかで入らないこともありますが、しっかり納得するパッティングができるようになった」。優勝争いを演じた「カシオワールドオープン」から自信を取り戻したパッティングが今週も光り、後半14番では2メートルのバーディパットを外したものの、15番でのバーディで波に乗ると、17番から2連続バーディで締めた。

東京よみうりCC名物の難関ホール18番では「パーをとれればいいなと思っていた。思いのほかいいショットが打てて、上りのラインだったのでしっかり打ちました」とパットをしっかり決め、18番でこの日唯一となるバーディを奪取。「一生の思い出になりました!」とすがすがしく話した。練習ラウンドですらバーディどころかパーもなく「ボギーか、もっとボギーか(笑)」。そんな難関ホールだからこそ喜びもひとしおだ。

首位と4打差の好位置で初日を終えるも、「欲を出すとここはヤバいんで」とコースへの警戒心はまだ解けない。「おごらずにじゃないけど、今日みたいにチャンスが来るまで待ちながらプレーできたら」と兜の緒を締める。自身初の最終戦で台風の目になれるか。今週は米澤のプレーから目が離せない。(文・齊藤啓介)

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