巻き上がる噴煙! 硫黄島沖に出現した「新しい島」火山活動を海上保安庁が無人機で確認

完全に島になってる!

噴火活動を認めましたと報告

 海上保安庁は2023年11月27日、公式X(旧:Twitter)において、硫黄島沖に出現した新島が火山活動を行っている様子を公開しました。

 この新島は、硫黄島南岸の翁浜(おきなはま)沖約1kmの海上に、火山活動によって形成されたもの。11月13日に行われた航空機による観測では、南北約400m、東西約200mの大きさの新島だと確認されています。 今回の観測は無操縦者航空機「シーガーディアン」を使用し、11月23日に行われました。なお、公式Xで海上保安庁は「噴火活動を認めました」と報告しています。「シーガーディアン」は、アメリカのGA-ASI(ゼネラルアトミクス・エアロノーティカルシステムズ)製で、海上保安庁は2021年10月19日から運用を開始。2023年5月19日には3機体制になりました。同機は普段、海難事故の対応、行方不明者の捜索のほか、災害派遣や不審船舶の監視など幅広い任務に運用されていますが、今回の噴火観測では上空からの動画撮影のほか、赤外線での観測も行ったようです。

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