CB補強を目指すバイエルン、冨安らに続いてアラウホにも関心? 現地紙は「最も可能性が高いのは…」

 スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』は、バイエルンが関心を寄せている3人のセンターバックの現状を分析し、今冬移籍の実現性を述べている。

 かねてより、バイエルンを率いるトーマス・トゥヘル監督はセンターバック(CB)の選手層を不安視しており、今冬の移籍市場で同ポジションの補強に乗り出すことが取り沙汰されていた。27日には、ドイツメディア『スカイスポーツ』によって、バルセロナに所属するCBロナルド・アラウホにも関心を寄せていることが明らかに。すでに、CB獲得候補として伝えられていた冨安健洋(アーセナル/イングランド)とラファエル・ヴァラン(マンチェスター・ユナイテッド/イングランド)に続き、3番目に名前が挙がった選手になっている。

 実力者への関心が連日報じられているなかで、『ムンド・デポルティーボ』は、バイエルンの獲得候補と目されている3選手を分析。まずはアラウホだが、「シャビ率いるバルセロナの柱のひとり。スピード、力強さ、空中戦といった万能型で、世界最高峰の選手」と強調。また、スペインとドイツ双方のメディアとも、現行契約の解除条項が10億ユーロ(約1624億円)に設定されていることから、移籍の実現は極めて難しいと見ている。

 反対に、最も可能性が高いのはヴァランと指摘。マンチェスター・ユナイテッドで控えの立場に甘んじている同選手は、現チームでのプレータイムに不満を抱いているという。そのため、「バイエルンが彼の出場時間不足の解決策となる可能性がある」と伝えている。

 最後に、冨安については「常に結果を出す選手のひとり」と高評価。前所属のボローニャでCBを、現所属のアーセナルでは右サイドバックを主戦場とするユーティリティ性にも言及した上で、「アーセナルを離れる可能性は非常に低い」とアラウホ同様に残留する見方が強いとのことだ。

 果たして今冬、バイエルンに加わるCBは誰になるのだろうか。

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