「暑くても飛べるのか!?」北欧生まれの「グリペン」ブラジルの炎天下で運用実験を行う

ブラジルの11月は暑いです。

高温ならでは問題を探る

 サーブ・ブラジルは2023年11月21日、自社製戦闘機でブラジル空軍も運用中の「グリペン」を使った高温・乾燥した気候環境にける動作試験と性能評価を実施したと発表しました。

 実験はサーブ・ブラジルとエンブラエルの共同チームで、ゴイアス州アナポリスにある空軍基地で行われたようです。 ブラジルは南半球ということで、現在は真夏となっており、この時期、同地の平均気温は35度になるそうです。 評価テストは炎天下の滑走路で直射日光に長時間さらされる中で、連続3日間に渡り離着陸などが行われ、高温における機体の動作や飛行性能の変化を検証したとのことです。 なお、テスト機用の機体は、ブラジル空軍ではグリペンE型で最初に納入された、FAB 4100が担当。この試験のために約800個のセンサーが取り付けられました。 サーブ・ブラジルによると、今回、炎天下での飛行実験で得られた結果は良好とのことで、世界のあらゆる場所で「グリペン」が優れた性能を発揮するためのデータとして使われるようです。

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