運転士不足で「お得なキップ」発売中止 「混雑時の臨時便出せません」待ちぼうけのリスク回避 筑波山

きっぷを買ったのに「バスがなかなか来ない」ということも!?

運転士不足の影響

 つくばエクスプレス(首都圏新都市鉄道)は2023年11月20日(月)、今週の土休日に「筑波山きっぷ」「筑波山あるキップ」を発売中止すると発表しました。対象日は23(木祝)と25(土)・26(日)の3日間。 筑波山きっぷは、関東郊外のハイキングスポットである筑波山への便利な総合きっぷとして、つくばエクスプレスの最寄り駅から筑波山麓までの往復交通と、現地の路線バス・ロープウェイ・ケーブルカーが乗り放題になったものです。「あるキップ」はバスのみのプランです。 その2つのきっぷが急遽発売中止になった理由について、同社は「ハイシーズンにおける道路混雑や直行筑波山シャトルバス臨時便の乗務員不足により、サービスの提供が難しいことが予想されます」としています。 筑波山行きのバスは混雑時、積み残しが多数発生。朝は直行シャトルバスが数本運行されますが、昼間は1時間に1~2本で、乗り切れない客のために臨時便が運行されています。今回、いよいよその手が回らなくなり、せっかくチケットを買ったのに「つくば駅からなかなか先へ進めない」事態になりかねないというわけです。 同社は「お客さまにはご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます」としています。

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