ウクライナ紛争で大幅遅延? ロシア最新ステルス戦闘機Su-75「チェックメイト」ようやく製造か

かつてはUAEやインド、ベトナムなどへ輸出考えていたのに。

初公開は2021年7月 初飛行はまだの状況

 ロシアのデニス・マントゥロフ産業貿易大臣は2023年11月13日、同国の最新ステルス戦闘機Su-75について、2025年に試作初号機を製造する計画であることを公言しました。 マントゥロフ産業貿易大臣は「今日、同機の設計文書は製造工場に移され、最初のサンプル生産の準備が始まりました」と述べています。また、これに関連してロシア外務省は、開発元のユナイテッドエアクラフトコーポレーション(UAC)が同戦闘機の生産を始めるための準備に入ったとも発表しています。

 Su-75は、航空自衛隊も導入を進める米国ロッキード社製のF-35「ライトニングII」戦闘機などと同じく第5世代戦闘機に分類される軍用機で、「チェックメイト」の愛称が付けられています。  優れたステルス性や高い飛行性能だけでなく、人工知能がパイロットの操作をサポートするほか、革新的な技術が数多く盛り込まれているそうです。 初公開は2021年7月、ロシアの首都モスクワで開催された航空ショーMAKS2021の会場で、詳細なスペックはいまだ不明なままの「謎多き戦闘機」でもあります。  なお、当初は2024年から生産を開始する計画でしたが、ウクライナ紛争などの影響からいまだ初飛行すらしていません。

externallink関連リンク

【画像】最新ステルス戦闘機Su-75 を見る 日本も導入考えたロシア戦闘機「スホーイ」 世界仰天の高スペック機 その配備先とは? F-16戦闘機がインドで「F-21」に至るまで 続く進化、開発意図とはまったく別物へ
externallinkコメント一覧

コメントを残す

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)