隣のホールからバーディはキャリア初? 小祝さくらが「66」で3位発進

<伊藤園レディス 初日◇10日◇グレートアイランド倶楽部(千葉県)◇6741ヤード・パー72>
 
小祝さくらは7バーディ・1ボギーの「66」で3位タイの好発進を決めた。15番パー5ではティショットが隣のホールまで曲がるトラブルになったが、そこから見事にリカバリー。本人も記憶にないという、隣接ホールからバーディを奪った。
「ボールが滑って右に出た」という15番のティショットは右に大きく曲がって木に当たり、隣のホールのグリーン横まで行ってしまった。2打目をユーティリティで出し、勝負の3打目。ラフから152ヤードほどを7番アイアンで狙うも、9メートルのパットを残す結果に。ただ、この長い距離を読み切ってバーディ。トラブルを辛くも切り抜けた。記者からの『これまで隣のホールからバーディを決めたことは?』という質問には「ないと思います」。キャリアの中でも経験したことのないバーディだった。前の前の組が隣接ホールのグリーンにいたこともあり、「邪魔してしまい申し訳なかったです」と配慮も忘れなかった。

15番でのバーディをはじめ、この日はパットが冴えわたった。「あまり短いのを打っていない」と話すほど10メートル近いパットを何度も決めた。5番、6番では8メートル、15番で9メートル、18番でも7メートルを沈め、それぞれバーディ。パッティングが好スコアを支えた。
 
「今日はショットも良かったので、この感じで明日もいけたらいいですね」とショット、パットともに好調。伸ばし合いの展開だけに、さらなるバーディ量産が期待される。ただ、気になるのは天候。明日以降は気温が低くなり、選手のコンディションに影響がありそう。小祝は北の大地・北海道出身だが、意外にも「寒いのは苦手。人よりも寒いのはダメ」。明日以降は万全な寒さ対策を行い、さらなるビッグスコアを狙っていく。

externallink関連リンク

「すごく苦しい時期が長かった」 西郷真央が不振を乗り越え…1年6カ月ぶりの復活V 西郷真央、復活Vに涙なし「喜びが勝りました」 米ツアー予選会へ弾み 契約フリーの西郷真央 『+35』で最下位に沈んだ昨年最終戦からドライバーと球筋をチェンジ【勝者のギア】 吉田優利が会心ラウンドで笑顔 国内最終戦→米予選会の“勝負の晩秋”へ 稲見萌寧が米国ツアー参戦を表明 チームで話し合い決断「将来のことを考えて」
externallinkコメント一覧

コメントを残す

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)