
アーセナルを率いるミケル・アルテタ監督が、日本代表DF冨安健洋の状態に言及した。8日、クラブ公式サイトが伝えている。
チャンピオンズリーグ(CL)・グループB第4節が8日に行われ、アーセナルはセビージャと対戦。29分にレアンドロ・トロサールのゴールで先制すると、64分にはブカヨ・サカが追加点を挙げ、2-0で完封勝利を収めた。
この試合に左サイドバックとして先発出場を果たした冨安は積極的に組み立てに参加するなど、好パフォーマンスを見せたが、前半のみの出場に終わり、後半開始からはオレクサンドル・ジンチェンコが出場した。
試合後、冨安を交代させた理由について聞かれたアルテタ監督は「彼は前半に少し違和感を感じていたから、リスクを冒したくはなかった。彼は多くの時間プレーしていたし、ベンチにいるアレックス(ジンチェンコ)はいつでも出場できる準備ができていた。だから、正しい決断だったと思うよ」と説明した。
冨安は今後、11日に行われるプレミアリーグ第12節のバーンリー戦後、「FIFAワールドカップ26アジア2次予選兼AFCアジアカップサウジアラビア2027予選」に臨む日本代表に合流する予定となっており、同選手の状態には注目が集まっている。