逆転負けでCL最下位転落…マンU指揮官「レッドカードで全てが変わった」

 マンチェスター・ユナイテッドを率いるエリック・テン・ハフ監督が、コペンハーゲン戦を振り返った。8日、イギリスメディア『スカイスポーツ』がコメントを伝えている。

 マンチェスター・ユナイテッドは8日、チャンピオンズリーグ(CL)・グループステージ第4節でコペンハーゲンと対戦した。ラスムス・ホイルンドの2ゴールで先行したものの、42分にマーカス・ラッシュフォードが一発退場に。すると、前半のうちにコペンハーゲンに同点に追いつかれたが、69分にはブルーノ・フェルナンデスのPK弾で勝ち越しに成功。しかし、その後に2失点を喫し、3-4で逆転負けを喫した。

 この敗戦でグループA最下位となったマンチェスター・ユナイテッド。チームを率いるテン・ハフ監督は試合後、「とても良いプレーをしたので、非常に残念だ。試合のスタートはとても良かったし、シーズン最高の時間だった。勝利に近づいていたと思う。しかし、レッドカードですべてが変わってしまった」とラッシュフォードの一発退場が試合の分岐点になったと主張した。

 さらに「レッドカードの判定はとても厳しい。審判がレッドカードと判断するまでの時間が長すぎる。VARでプレーを止めて見たら、見た目はすごく悪くなる。この判定は非常に残念だ。間違った判断だが、受け入れざるを得ない」と続け、判定に対して不満を露わにした。

 また、今季の公式戦17試合で早くも9敗と“絶不調”に陥っていることについては「シーズンを通して、非常に多くの決断が私たちにとって不利であり、ケガによる影響も非常に大きい」と説明しつつ、「しかし、チームにはスピリットがあり、いつまでも私たちは前進し続ける」と今後の戦いに向けて意気込んだ。

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