「LCCでカナダへ」のスゴイ時代到来!! JAL傘下「ZIPAIR」バンクーバー線開設へ 注目の運賃どうなる?

ロスやサンフランシスコでもびっくりしたのに…。

来年3月にも就航

 JAL(日本航空)グループの国際線LCC(格安航空会社)、ZIPAIR(ZIPAIR Tokyo)が、新路線「成田~バンクーバー(カナダ)線」を開設予定です。同社の西田真吾社長がこれを明らかにしました。就航は2024年3月の予定です。

 成田~バンクーバー線は就航当初は週3便からスタートし、ゆくゆくは1日1便運航まで増便する計画といいます。ダイヤは順調に行けば、夕方に成田を出発し、バンクーバーに朝到着するスケジュールとなるといいます。 航空券の販売は「12月を予定している」とのことで、運賃については「まだ、具体的な価格は申し上げられませんが、ご期待いただけるような運賃設定をできればと思います。イメージとしては、アメリカ西海岸線と同じような関係性を維持できればと考えているところです」(いずれも西田社長)としています。 なお、西田社長が話すアメリカ西海岸線路線の片道運賃は、標準的な運賃「Standard Value」の場合、成田~サンフランシスコ線が5万3000円から、成田~サンノゼ線が5万円から、成田~ロサンゼルス線が4万7000円から。 また、同社の担当者は「現在バンクーバー線は、フルサービスキャリアのエコノミークラスの場合、最安値でも往復20万後半からというのがスタンダードになってきており、我々は当初から『その半額で頑張りたいね』という価格設定を進めていますので、これが大まかな目安になってくるのでは」と話します。 成田からバンクーバーへ就航するLCCは現状なく、ZIPAIRの同路線は、安値でカナダへ渡航できる新たな選択肢となりそうです。 バンクーバーは、留学需要やワーキングホリデーによる若年層の渡航が多く、同社のメインターゲット層ともマッチするとのこと。また西田社長は「カナダ発の需要も高く、年に1回は海外旅行にいくというデータもあります」と話すほか、トロントなどカナダ国内地域に加え、アメリカへの乗り継ぎネットワークも充実しているとのことです。

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